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世界の中心で、愛をさけぶ DVD-BOX

世界の中心で、愛をさけぶ DVD-BOX
片山恭一

発売日:2005-01-01
おすすめ度 ★★★★★
売り上げランキング:3109


???小説は大ベストセラー、映画も大ヒットを記録した同名作品のTVドラマ版。一組の高校生カップルによって育まれた一途な純愛模様と、恋人の死をプレイ、リバースと悔恨することだけに費やしたその後の17年間を経てもなお、閉ざされ続けたままの主人公の思いとが交錯する形でこのラブストーリーは物語られていく。冒頭、荒涼とした赤土の絶壁に制服姿のサク(山田孝之)がたたずむ場面から圧巻。2004年、大学の病理研究室で働く朔太郎(緒形直人)は、高校時代の恩師である谷田部(松下由樹)から母校が取り壊されるとの手紙をもらう。思い起こされるサクと亜紀(綾瀬はるか)が眩しいほどに惹かれあった1987年の日々。
???泣けるドラマが必ずしも優秀とは限らないが、この秀逸な泣けるドラマにおける演出の手厚さはやはり尋常ではないし、せつない思いを噛み締めるかのように歩みを進める脚本も実に丁重だ。サクと亜紀の両親やその友達、そして担任教師といったその周辺の人々にもスポットを当てることで、サクと亜紀の心情を微に入り細をうがってすくい上げており、よりじっくりとした味わいを加えているあたりはテレビドラマならではのよさである。(麻生結一)

★★★★★ 2006-09-19 原作や映画版より感動しました
原作も読み、映画も観ましたが、ドラマが一番良かったです。
なぜ良かったかと言うと、朔と亜紀を取り巻き、見守っている人たちが丁寧に丁寧に描かれていたからだと思います。小説と映画では、2人以外の登場人物が少なく、どこか不自然な感じがしていたので…

ただ、山田くんが成長して緒方さんになるのは非常に不自然で、別の物語のような気がしましたが…どうショックを受けても、何十年たっても、あれだけ濃い顔がそこまで薄くはならないだろうと思ったのは私だけでしょうか。

映画で大沢さんと森山さんがあまりにも似ていたので余計にそう見えたのかもしれませんが、そこだけは残念です。

背景も音楽も美しく、日本のドラマも捨てたもんじゃないと思いました。

★★★★☆ 2006-09-02 涙をこえた穏やかさのある作品
すべてを観おえた後、不思議と心が穏やかになった感覚が忘れられません。
きっとこの作品が、お涙頂戴ものというより、周囲の人々の喪失感を中心として描いている物語だからなのかもしれません。

本作は、いわゆる「ケータイ」などモバイル通信体が普及していなかった80年代後半の田舎町を舞台にしています。
伊豆の自然に包まれて、静かに、そして確実に過ぎていってしまったふたりの夏。
作中の彼らと同世代のわたしなどは、当時を思い起こすたび「あぁ眩しいなあ」というオヤジ的感想ばかり抱いてしまいましたが、
少なくともプロの泣き役を雇ってまで無理やり悲しさを演出する文化を持つ国の感情とは異なる、静かに降る雨の中にいるような作品です。
だからこそ、ノンアナログな今の若い方の共感を得るのはすこし難しいかもしれません。
わたしは素直にいいなと思いました。

★★★★★ 2006-09-01 見れば見るほど名作だと思ってしまう
再放送が始まりましたが、見る度に名作だと感じてしまいます。山田・綾瀬の主演、共演者の演技、脚本、編集、音楽そして主題歌と全てが高いレベルです。80年代後半の時代設定がなつかしく、自分の青春と重ね合わせて見てしまった人も多いと思います。

当時、原作、映画そしてドラマと続く流れにチョットと思ったにも関らず、どんどん引き込まれてしまいました。高校生と現在のサクに感じていた違和感が、最終回で全くなくなった作り方は素晴らしかった。

DVDボックスの特典映像も、スタッフのドラマ作りにかける意気込みが分かり、とても良かったです。

★★★★★ 2006-08-30 断然NO1です
小説、映画がヒットしていた中でのドラマ化。2番煎じ、3番煎じという目で印象があり、本当に見たのは最終話の最後20分でしたが、それだけで完全に打ちのめされました。
それほどドラマを見てきたわけではないですが、40年以上生きてきて、間違いなくNO1です。あちこちにちりばめられた宝石のような表現。「12秒91は誰も知らない僕達だけの公式記録、僕が忘れるとなくなってしまう・・・」「ここに名前書いて、僕を幸せにして」なんて思い出すだけでも涙がでます。脚本の素晴らしさ、同時に音楽の力強さがとても印象的な作品だと思います。それに、主演の二人も。
既に、本放送から2年が経過しますが、それでも音楽を聴いただけで目が潤んできます。映像を見れば間違いなく涙です。何度見ても泣けるものなんてめったにありません。買って絶対に後悔しない作品だと思います。
ただ、綾瀬はるかは、この作品を超えるものが私には見つからないのが残念です。

★★★☆☆ 2006-08-27 自分の中で評価が二分しています。
この作品の評価は、多くが星5つと星1つの評価に完全に割れている。

この作品は、設定が不自然な点が多い。私は最初に見た時、素直に感動したが、見返すとあらが目立ってきた。リアリティにこだわる視点で見れば到底高い評価は無理だと思う。

実際の患者さんやその家族の方からの怒りの意見もある。死がマンガ的と言う点も当たっていると思う。純愛に焦点をしぼり、闘病は完全に無視されている。

その一方で、(この病気をリアルに知らない無知な私にとって?)心を揺さぶる場面が数多くあったと感じたのも事実。

最初に見たときに感じたシーン・シーンでの心で感じた感動も、あとから客観的な視点で振り返ったときの頭で理解した稚拙さも、どちらも自分の得た感想です。

所詮ドラマは、細かい作りこみにこだわると、小難しくなって単純に感動できなくなるのかもしれません。

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